2015年11月28日

みどりのかぜ 第276号 2014/6/20

『花のシンフォニー』
第3病棟  N・K様

 新緑の若葉が美しく、色とりどりの花が咲き始める五月。一年で最も美しい花のシンフォニーの開演である。11日は母の日。朝から庭の手入れをし、不足していた土を購入する為いつもの様に自転車に跨った。自宅から50m先のカーブに差し掛かった所で前輪が縁石に乗り上げ転倒。
 まさかの出来事に立ち上がろうとした瞬間、痛みで力が入らない。診断結果は左膝高原骨折、手術が必要で全治3ヶ月、と先生から告げられ入院生活がスタートした。
 今まで健康には多少自信があった。ところが手術時に血圧が上がり、術後も胸の鼓動は高鳴り続けた。足の激痛と共に体の異変に驚愕した。「女性の体は更年期を境に変わっていくから健診で自分の体をチェックしてね」看護師さんにアドバイスを受けながら、自分本位の生活をして体の声に耳を傾けずに過ごして来た事を反省した。と同時に生活を改めるチャンスに繋がった。
 毎日行われるリハビリは、単調な生活にやる気と達成感を与えてくれた。素晴らしい先生のご指導と実習生のY君のお陰で膝が回復して実感出来嬉しかった。先生を始め、看護師、看護助手の皆様方にもサポートして頂き感謝の毎日である。
 第3楽章、我が家の庭はバラの競演の真っ最中であろう。せめて終演を迎える前に退院できる事を今は願っている。ここで学んだ事を忘れずすべての人に感謝し、家族と花に迎えられ笑顔で帰宅したい。
posted by 仙台整形看護部 at 19:09| みどりのかぜ 第271〜281号 2014年